SEOを強く意識した動画マーケティング

SEOってテキストだけのものじゃないの!?

SEO(Search Engine Optimization)で検索の上位に表示されたいと考えた時、まずはブログやコンテンツマーケティングのテキストが主流になってくると思います。
ですが、たとえばミュージシャンの名前や、アーティストの楽曲を何気なく検索して、そのミュージックビデオが検索結果の一番上に表示されたことはありませんか?

あれは、Googleが、あなたがアーティストの曲などを聞きたいだろうと想像して、検索結果に表示させているのです。

動画は、テキストよりもはるかに雄弁に語ります。
文字の情報よりも、すべて見るのに時間がかかるのが難点ですが、とてもたくさんの情報を伝えることができます。
ですが、Googleのクローラーは、動画の内容を理解することができません。
Googleのクローラーはテキストの解釈を行っているのですが、動画は解釈できないのです。

   

動画SEOの仕組み

動画といっても、そこには付属情報があります。
動画にはタイトルが必要ですし、Youtubeには動画の説明文を書く欄もあります。
そして、タグも設定できます。
それらを有効活用して、動画マーケティングを行いましょう。

タイトルは特に重要です。
30文字程度の魅力的なタイトルをつけて、検索でヒットするようにネーミングしましょう。
また、説明文もSEOを意識して、キーワードなどを散りばめ、なおかつ動画ページを開いてくれた人にわかりやすい説明文を追加しましょう。

   

動画マーケティング、動画SEOは、Youtubeがベスト

Youtubeは、世界中で見られており、莫大なトラフィックを持っています。
動画の数も、他のプラットフォームを大きくしのいでいます。
そのため、動画SEOを行うのであれば、Youtubeをプラットフォームとして利用するのがベストでしょう。

Youtubeは、Googleに買収されているのもありますが、そもそも動画の数が多いのです。
2017年7月現在、インスタグラムの動画が、Googleの検索結果に出てくることはありませんので、動画マーケティングを行うなら、Youtubeがベストです。

   

動画SEOは、テキストSEOと同じように進めていく

たとえば、動画SEOの場合、何か特別なことをするわけではありません。
コンテンツSEOの場合、記事を書く前に、ターゲットとなるキーワードを選択しますよね?
あれと同じように、動画SEOでも、まずはキーワードを調査します。
Googleキーワードプランナーなどを使って、自分が上位表示したいキーワードを探しましょう。

たとえば、あなたがエクササイズのインストラクターだとしましょう。
そして、エクササイズ動画を配信して、みなにお家でできるダイエットの方法を指南したいと考えるとします。
すると、たとえば「エクササイズ 動画」などで検索することだと思いますので、そのキーワードで動画を作成します。
タイトルや説明文に適切にキーワードを散りばめ、検索にひっかかるようにします。

エクササイズの動画を検索する人は、テキストでの長い説明文を期待しているわけではありません。
自宅でできるエクササイズ動画を求めているのです。
そのため、あなたの動画が、その検索ニーズに応えるものである場合、上位表示されることでしょう。

うまく動画マーケティングを活用していけば、かなりの集客につながります。テキストを追い抜いて、動画で上位表示しましょう。

   

動画SEOで重視される指標は、視聴者維持率とコメントなど

Youtubeも、検索には力を入れています。
Youtubeで検索結果を上位表示させるためには、激戦を勝ち抜かなければなりません。
Youtubeでは、どのような指標で、上位に表示させる記事を決めるのでしょうか。

それは、視聴者維持率と、コメントです。
つまりは、どれだけ長い時間、その動画を視聴してくれたかを確認するものなのです。
コメントは、動画をしっかりと視聴していなければ見ることができません。コメント数が多いほうが、評価される傾向にあります。

あとは、チャンネル登録なども、指標のひとつです。
チャンネル登録は、動画そのものだけでなく、配信者のファンになったという証でもあり、また同時にリピートして動画を見に来る優良なコンテンツ配信者であることもわかります。そのため、チャンネル数は評価されます。

また同時に、Youtubeには、数多くのソーシャルシェアのボタンもついています。
実はYoutubeのソーシャルシェアボタンは、動線があまり良くなく、決して使いやすいとはいえないのですが、それでも、シェアされる動画は、つまり口コミで伝えたくなる動画ということになりますので、評価もアップします。

あとは、お気に入りリストの件数なども、Youtubeは評価しているようです。
評価ボタンもありますので、良い評価、悪い評価がどのぐらいついているかも、指標となります。

SEOを強く意識して、動画マーケティングを行いましょう。
上手に行えば、たくさんの人が、あなたの動画を視聴してくれて、マーケティング効果が生まれます。

Youtubeを使って、SEO対策を行い、集客効果を得ましょう。
まだまだGoogleの場合は、動画の検索アルゴリズムが不明瞭なところはあるのですが、出来る限りのことをしてみましょう。

 

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