個人の飲食店でも動画マーケティング!うまく活用しよう

個人の飲食店もブランディングの時代です

集客に悩んでいる飲食店は少なくありません。
そのため、多くの広告費をホットペッパーなどに投入し、広告費が過剰にかかって赤字に苦しめられているところも・・・
そして、割引などが容赦なく行われるため、ホットペッパーに出稿しても、あまりメリットはないと考えている飲食店経営者も多いのです。

ですが、フリーペーパーなどに広告を出さないことには、集客につながりません。
個人経営の飲食店で、フリーペーパーやクーポンに頼らず集客を積極的に行っていくには、どのようにすれば良いのでしょうか。

個人経営のお店でも、動画マーケティングを使い、ブランディングしていくには、何をヒントにすればよいのでしょうか。

それぞれ、見ていきましょう。

  

1. 調理場を見せて、プロの技を見せる

多くの飲食店では、調理場の光景は見えません。
せっかく、料理人のプロの技があるのに、調理してる風景を見ることができないのです。
そこで、Youtubeなどに公式チャンネルを開いて、調理風景を配信しましょう!

包丁での切り方・剥き方、フライパンの扱い方、ナベの火加減などを動画光景で配信すると良いでしょう。
Youtubeで本格的な動画をアップしても構いませんし、できることなら短縮動画にして、インスタグラムにアップしても、ファンがつくでしょう。
インスタの場合は、嫌なアカウントはフォローしない、という文化がありますので、不必要に荒れることもなく、平和にアカウントを運用していくことができます。

数十秒で、調理のテクニックをフィーチャーして、プロの技を見せつけると良いでしょう。
インスタ映えする動画テクニックを研究して、どのような動画だったら、「いいね!」がたくさんつくか、考えてみましょう。

調理工程の動画ばかりではなく、写真も上手につかって、一覧表示にした時にヴィジュアル面で美しく、メリハリのきいた動画・静止画配列になっていることが、インスタでフォロワーを増やすコツです。
最初は、スパムアカウントからのスパムコメントしかつかないかもしれませんが、気長にコツコツと配信していくことによって、料理のヴィジュアルさえ良ければ、フォロワーはどんどん増えていきます。

   

2. スタッフの一日を見せて、採用を試みる

良質なスタッフを獲得することも、個人の飲食店では大変です。
スタッフの一日にフィーチャーした動画を作成して、いかにやりがいがあってチームワークを大切にしている職場なのかアピールしましょう。
出勤、着替え、朝礼、ランチ、休憩、ディナー、締めの精算、店の戸締まりまで、スタッフの一日に密着し、親近感を持ってもらいましょう。

例えば、レストラン「KIHACHI」などでは、ウェイター・ウェイトレスにファンがつくことも珍しくありません。
人気のウェイター・ウェイトレスをピックアップして、何種類か動画を作ってみても良いでしょう。

スタッフは、顔出しを嫌がるかもしれませんが、自分の仕事に自信があれば、名前出し、顔出しなどでも問題ないはずです。
強要するのはいけませんが、学生のスタッフの場合は、上手に動画を撮影すれば、ブランディングにつながり就職活動でも有利になることを教えてあげましょう。
うまく説得して、理想の動画を作り上げましょう。

   

3. 店全体の雰囲気を見せて、店のコンセプトを伝える

そして、お店の雰囲気は動画でなければ伝わらないものがあります。
すべてのお店が、すべてのお客様に来てほしいと思っているわけではありませんよね。
やはりお店によって、来ていただきたいお客様の客層があるわけです。

それはお客様の方も同様で、このファッションや価格帯で訪れても良い店なのか、気になるところだと思います。
食べログなどでは伝えきれない情報を、動画で配信しましょう!

スタッフのおもてなし、料理の色鮮やかさ、メニュー表のスタイリッシュさ、看板やインテリアのセンスなども、動画で伝えることによって、手に取るようにお店のコンセプトがお客様に伝わります。
届いて欲しいお客様に対して、的確にアプローチできるようになるのです。

   

動画でブランディングしよう

個人の飲食店が動画でマーケティングを行うということは、ブランディングを行うということなのです。
お店が格調高いのかカジュアルなのか、スタッフはどの程度気配りができるのか、そして何より、料理がどのように作られて、どのような料理がバラエティとしてメニューにあるのかなどを伝えることができます。

テレビでもグルメ番組が盛んなように、動画マーケティングと個人の飲食店は相性が良いのです。
ぜひ動画マーケティングを行って、お店のブランディングに役立てませんか。

「この店でなければ!」といったオンリーワンになることができます。

 

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