「自分ゴト化できる」が、動画マーケティングを成功させるキーワード。

動画マーケティングのKPIには、シェア数やいいね数、コメント数など様々あります。
SNSなどのソーシャルを通じてどれだけ拡散されたか、というのが動画マーケティングが成功したか否かを判断する大きな決め手となります。

では、自社の動画コンテンツをソーシャルを通じて広く拡散させるには一体どうしたら良いのでしょうか。
それは、「自分ゴト化できる」という要素を織り込むことが大切です。

近代マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラーが提唱した概念である「マーケティング4.0」が示す通り、今の消費者が求めているのは「自己実現要求」です。
つまり、企業と消費者が共創し、それを通じて消費者が自己実現できるという動画コンテンツが、今最も求められているのです。

「恋ダンス」がヒットしたのも、一緒に踊ってみたり自分が踊ったダンスをSNSにアップしたりという「共創」と「自己実現」という要素があったからと言えます。

動画マーケティングを成功させるには、ただ単に企業が言いたいことを詰め込んだ動画をアップだけでは不十分。
消費者に共感を抱かせ、「自分もやってみよう」と思わせ、それをシェアしようと思わせる仕組みを構築する必要があります。
言い換えると、「自分ゴト化」したものを「仲間ゴト化」させるというのがソーシャルの拡散そのものなのです。

自分ゴト化しやすい動画のフォーマットをご紹介していきたいと思います。

  

ダンス

思わず真似したくなるようなダンス要素を入れるというのも、消費者が自分ゴト化しやすいコンテンツです。
大人になっても結婚式の余興や会社の忘年会などでダンスを踊る機会というのは意外にあるものなので、「あ、これ余興で使えそう」とか「忘年会のネタはこれにしよう」と消費者が自分が実際に踊っているシーンを連想させる作りにしている=自分ゴト化させていると、動画は拡散していきます。

 

解説動画

「知らないことを知りたい」というのは人間の根本的な要求です。
かと言って、どうでも良いことを知っても仕方がありません。「自分にとって価値あることを知りたい。
知った後の自分はきっと今よりも魅力的だ」と思わせる内容である必要があります。
今、若い女性の間で人気の「料理のHowTo動画」のように、真似できそうな手軽な内容で且つ真似したら自分にメリットがあるコンテンツを作ることで、ターゲット顧客に「自分ゴト化」させることが可能になります。

 

シリーズ化

自分ゴト化させるコンテンツを作るには、ターゲットを細分化してそれぞれに合った動画を
作る必要があります。今の時代の動画マーケティングでは、1本の動画で全ての潜在ターゲ
トにリーチしようとするよりも、動画を何本も作ってシリーズ化させる方が確実に潜在ターゲットにアプローチできるとされています。加えて、シリーズ化させることによって、「続きを見たくなる」という人間の心理にも働きかけることができるので、そのシリーズのファン化=自分ゴト化させることにも繋がります。

 

ストーリーテリング

ストーリーテリングの手法を使うというのも、自分ゴト化を手助けしてくれます。
ストーリーテリングとは海外の広告会社が良く使う手法で、文字通り、「物語(ストーリー)」を使って、物事を説明し相手に「他人ゴト」ではなく「自分ゴト」だと気づかせ、共感を得るというもの。
例えば、「日本には鬱病の患者さんが○万人います」というメッセージを発信するよりも、「日本では、○人に1人が鬱病の予備軍と言われています」とした方が、「自分もそうなのかも」と自分ゴト化させることができるのです。

 

投票させる

消費者に何らかの関与をさせるというのも、自分ゴト化させる仕組みの一つです。
例えば、ただ単にお菓子の動画を作るよりも、「お菓子選挙。動画を見て一番好きなお菓子に投票してね。選挙で一番人気のお菓子には、そのご褒美に新フレーバーを期間限定で発売します。」というように、消費者も巻き込んでのイベントにすると、動画を見て、「投票する」という関与をすることで自分ゴト化されます。

  
ここでご紹介したフォーマットは、自分ゴト化させるための手法のごく一部です。
人間の本質的な要求に着目すれば、どういう仕組みの動画が自分ゴト化されやすいのかが分かるようになります。
まずはフォーマット通りに動画マーケティングを実施し、慣れてきたら自分のオリジナル手法で動画マーケティングを実践してみましょう。

そこで大切なのは、広告のように広くあまねく告げるのではなく、ターゲットを絞ること。
そして、絞ったターゲットのインサイト(本音)を探り、その心の琴線に触れるコンテンツを作成し、拡散させるための手段を準備しておくこと。

動画マーケティングを成功させるには、動画制作だけではなく、拡散していく仕組みも緻密にプランニングしてくれる会社に依頼することが大切です。

 

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