Facebookの新しい動画広告「スライドショー」のはじめ方

Facebookに動画広告を使ってみたいという方は多いですが、いざ動画となると、まだ敷居が高く感じる方も多いようです。
だからこそ、動画広告がチャンスなのです。そんなのわかってるよ、と聞こえてきそうですが、そんな方でも比較的取り組みやすい動画広告がはじまりました。

2015年10月に発表されたFacebookの動画広告の「スライドショー」
これは最大7枚までの静止画の組み合わせで、動画を作成し、それを動画広告にして、狙った顧客層へ見せていくという広告になります。

メリットは、複数の静止画を組み合わせるだけで作れるのでスピーディーに作れるという点、さらに接続環境が良くない環境でPC、スマホを使用しているターゲット層へアプローチできる点です。

広告なので、写真だけでなく、文字も必要になってきますが、特別なソフトは必要ありません。
例えば、パワーポイント、キーノートといった普段使っているソフトで作れるのです。

スライドショー動画広告の特徴

・静止画枚数:3枚〜7枚
・音声機能:なし
・再生時間:スライドショー動画の再生時間を設定できます
・合計時間:3秒、5秒、7秒、10秒、15秒から選択
・トランジション:なし / フェード  (※静止画と静止画をつなぐ部分の効果)
・ニュースフィードの画像サイズ: 1,280 x 720ピクセル
・ニュースフィードの画像アスペクト比: 16:9(最大4:3)
・テキスト: 90文字以内(小さい画面では、長めの投稿は省略される場合があります)
・画像の一部が欠けないよう、サイズとアスペクト比が同じ画像を使用
・画像の20%を超える面積をテキストが占めないこと

文字が入っている場合、1枚あたりの表示時間が短いと読めなくなりますので、上手く調整する必要があります。ただ、何度でも試して作ることができますので、納得いくものをつくってみて下さい。

Facebookスライドショー動画広告のはじめ方

①Facebook右上の「▼ボタン」を押し、「Facebook広告」をクリック

②「広告を作成」ボタンをクリック

③「Facebookページを宣伝」をクリック

④ステップ1〜3の必要項目を入力し、ステップ4で「動画を選択」をクリック

⑤「スライドショーを作成」をクリック

⑥どの画像を広告に使用したいのか選択できます。ここでは、PC上の画像を使用したいので、
「画像をアップロード」を選択、選択後、「承認」ボタンへ。

⑦合計再生時間、トランジションを選び、「スライドショーを作成」をクリック

⑧スライドショー動画広告が完成です。

そもそもFacebook広告ってどうなの?と思われる方もいらっしゃると思います。
業種によっては、Google、Yahooのリスティング広告の方がCV率が高いこともありますが、特に認知度を高めたいサービスの場合は、FB広告は有効です。

業種、広告内容によって、向き不向きはあると思いますが、広告費用が安い点、珍しいので見てもらえる確率が高まる点、さらにリスティング広告とは異なる層の潜在顧客へアピールできるので試してみる価値はあると感じています。

簡単に動画広告が作れるので、A/Bテスト (※)を繰り返しながら、費用対効果の高い広告作成を目指していってはいかがでしょうか?

※A/Bテスト… A/Bテストとは 異なる2パターンの広告を用意し、実際にユーザーに利用してもらい効果を比較するテストのこと。写真、文字、訴求内容で、どちらがより反応を取れるのか検証し、反応率の高い方を残し、もう一つは改善を加え、両者を常に比較し、レベルアップを目指す方法です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

隈部 周作

動画マーケティングの教科書 編集長 株式会社イメージ・ジャパン 代表取締役  プロデューサー 1978年生 熊本県出身。高知大学卒業後、マザーズ上場コンサル会社を経て、株式会社イメージ・ジャパンへ。独自のクリエイティブ×マーケティング展開により、年商を入社時の5倍までに成長させる。 集客に強いWEB制作&動画制作を融合させ戦略立案から制作まで手がける。 ■動画制作実績:上海万博・日本郵政PR映像「日本の絵手紙」など