今回は、視聴回数、視聴率を高めるために必要な10のコツについてお伝えします。
YouTubeにアップロードした動画、折角ならより多くの方に見てもらいたいところです。
動画マーケティングは簡単にはじめることができるのですが、やみくもに動画をアップするのではなく、戦略に基づいて動画をアップするだけで、その成果は圧倒的な差となって表れますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
視聴回数を高めるために必要な要素は、こちらです。
・ユーザー検索に対して、検索結果の上位に表示される
・関連性のある他ユーザーの動画のサイド画面に表示される露出機会が多い
・サムネイル画面のクリックしてもらえる確率を高い
・他の動画、外部のWEBサイトと連動し、動画コンテンツの信用度を高めること
・動画自体の満足度を高め、再生途中での離脱を低減させ、YouTubeアルゴリズム上での信用度を高める
・ファン(リピーター)をつくる
では、この要素を満たすために必要な施策について見ていきましょう。
タイトルは、検索アルゴリズムでも重視されている部分なので、ぜひここには検索上位にあげたい文字を入れるべきです。特に地方でビジネスされている方は「高知 肩こり」などのように地名を入れると、とても有効です。
タイトルは必ずしも文章化する必要はなく、単語だけ入れているかたも多くいます。
接続詞は、検索エンジン上無視されますので、重要な単語だけでタイトルをつくるものOKです。
また、「○○○のやり方」「○○○のはじめ方」というようなハウツーものは、クリックされやすい傾向にあります。
YouTubeの説明には5,000文字まで入力できます。
4行目以降は、「詳細」ボタンを押さないと見てもらえませんので、
3行以内に重要キーワード、URLを入れる必要があります。
この時、「詳細」が開かれなくても構わないように、必ず最初に誘導したいページへのURLを書いておく。
可能な限り、いろいろな箇所へリンクを入れるのも手です。
リンク先としては、自社サイトはもちろん、見てもらいたい動画の再生リストのURLも有効です。
※再生リストについては後述します。
さらに重要キーワードに追加で、動画、ビデオ、映像という言葉も入れておくと、検索で動画探しを目的としたユーザーに有効です。
動画のサムネイルを工夫するだけでクリックされる確率が変わってきます。
有名YouTuberはほとんどこのオリジナルのカスタムサムネイルを活用しています。
つくり方も簡単なのでぜひ。
▶︎カスタムサムネイル画像のつくり方(51秒)
再生リストとは、複数の動画をまとめて見せたい時に便利な機能です。
例えば、
「○○のやり方 初級編」
「○○のやり方 中級編」
「○○のやり方 上級編」
などバラバラの各動画を、順番通りに動画を見てもらいたいときに便利な機能です。
▶︎再生リストのつくり方(50秒)
YouTubeを活用した動画マーケティングでは必須の機能のひとつですね。
検索されるであろうキーワードをタグとして設定します。
ここで入力するタグは、タイトル、説明にも入れている単語を入れた方が効果は高まります。
タグの数の制限はありませんが、多く入れすぎると効力が落ちますので、多くても10個以内に抑えて下さい。
タグは今のところ、検索上位に有効というよりも、関連動画として表示させる場合に有効と言われています。
このタグを使いこなすことで、競合の動画の関連動画に表示させていくこともできますので、なかなか侮れない機能のひとつです。
説明が長くなりますので、こちらはメルマガでご説明いたします。
動画にオーバーレイを表示させる「アノテーション」をより進化させて登場したのがインタラクティブな通知機能をもった「カード」となり、こちらはモバイル端末にも対応しています。
カードの種類は、アノテーションにもある「商品紹介」「資金調達」、他の動画、プレイリストへのリンク、関連サイトへのリンク、視聴者ファンディング(クリエイターへの投げ銭機能)へのリンクがあります。
現時点では、「アノテーション」の方が機能が多いですが、スマホに対応できていないので、近い将来、「カード」へ移行していくことが予定されています。
現時点では両方とも活用するのが望ましいです。
表示のタイミングを早くしすぎると、動画の途中離脱の可能性が高まり、逆に遅くしすぎると離脱された後で見てもらえない可能性があります。
最初は適当なところで表示させるようにして、その後、動画の平均視聴時間のタイミングを見て調整していくのが望ましいです。
コメントを許可すると、ネガティブコメントがつかないか気になるところでもあります。
これは企業スタンスなので、コメントを許可しない設定でもOKですが、コメントを許可した方が多くのリンクが生まれるため、SEOでは有利に働きます。
動画へのコメントと共有を許可しておき、さらに他の人気のある動画へのレスポンス投稿の採用を検討してみることをお勧めします。これは他の動画の成功に便乗できると同時に、そこからユーザーを自分の動画へ誘導する手段にもなるのです。
これはYouTube上の設定ではありませんが、集客用としてアップする動画は短い方が望ましいです。
動画の推奨時間は90秒以内です。
動画の時間は長くなるほど、見てもらえなくなる傾向があります。
あなたへの信頼度が高いユーザーであれば、長い動画でもいいのですが、集客用の動画としては短い方が見てもらいやすくなります。
短い集客用の動画をたくさんつくり、そこから再生リストを活用して、長い動画を見てもらうという方法も取れます。
YouTubeを活用した動画戦略を考えた時に、チャンネル登録数というのはKPI(重要な評価指数)の一つとなります。
チャンネル登録してもらうことで、次回動画アップした時に登録者へ見てもらえる機会が増えるからです。
この登録チャンネルは、顧客リストのひとつという考え方ができるわけです。
リピーターを作るのに、もっとも有効な方法です。
動画のスミに、チャンネル登録ボタンを表示させて、視聴者が簡単にチャンネル登録できる仕組みを作ってあげる必要があります。
もしメルマガ配信者なら、メルマガ読者にチャンネル登録のお願いをしてみることをお勧めします。
Facebookではご自身のタイムラインだけでなく、対象ターゲットとなるメンバーが集まるグループへ投稿するのも有効です。
動画を投稿する時間帯にも配慮します。
コアとなるターゲット層にとって、最も動画を見やすい時間帯とはいつなのか?
その時間を知り、その直前にアップすることで、数ある動画の中であなたの動画が見られやすくなる可能性が高まります。
米国のマーケティングリサーチでは以下のように言われています。
Facebook: 週の後半の13時〜16時、週末
Twitter :12時〜15時、平日の17時がベスト
Linkedin : 平日17時〜18時
Google+ : 平日の朝のはじまりが最適
Pinterest : 夜間以降と土曜が最適
Instagram : 月曜日はより多くの注目を集めますが、週を通して視聴者がいます
いかがでしたでしょうか。
YouTubeの機能を活用し、最適化することで、検索結果として表示され、格段に露出が増え、クリック率を高め、視聴回数を高めることができるのです。
さらにYoutube Insightsを通じて、動画の状態を分析し、修正するなど、
細かい工夫を挙げると上記以外にもありますが比較的専門的な内容となりますので、
そちらはメルマガにて情報配信させて頂いております。
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参照記事:
http://www.reelseo.com/8-ways-videos-relevant/
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