いま、商品、サービスのブランディング、企業、採用のプロモーションに、共感型のドキュメンタリー動画を作るケースが増えています。
YouTube、Instagram、TikTokなど、動画系SNSの台頭により、日常生活の一部で、「動画を撮る、観る」が当たり前になり、多くの動画で溢れる一方、動画活用して、少しでも「印象深く」企業のイメージを伝えていきたい。
それも着飾った映像ではなく、リアルっぽい映像で「共感」を集める動画を作ってみたいという声が高まっています。
今回は、企業のプロモーション目的であり、かつドキュメンタリータイプの共感訴求の動画を紹介させて頂きます。
ぜひ、貴社PR活動の参考にしていただけたら嬉しいです。
①千葉次郎の挑戦 TOSANDO
東北エリアで、楽器販売、音楽教室を展開する株式会社東山堂。
音楽教室に通う主人公に密着した感動必至のドキュメンタリー動画です。
②本当の美しさを閉じ込めないで ダブ / リアルビュ ーティー
商品の説明は一切出ず、DOVEという商品が目指す世界観が見事に体現された動画です。
わずか2分のドキュメンタリーですが、
とても濃ゆい、心あたたまるドキュメンタリータイプの動画です。
③「ずっとずっと。」 日立マクセル
鹿児島にある小学校の休校までの一日をカウントダウンで残していった記録映像。
当時、記録メディアを販売していたマクセルが作ったこの映像は、ACC賞 グランプリを受賞し、注目を集めました。
DVD-Rという品質による差別化が難しい商品で、スペックなどの訴求は一切なし。伝えたい世界観、コンセプトを、見事にまとめあげた、切ない気持ちが湧き上がってくる作品です。
④会場全員が仕掛け人となって、新婦に仕掛ける感動サプライズ
21本のバラに込められた想いとは。
新郎が企画した、新婦へのサプライズ。
結婚式場の担当者と企画を練り、サプライズを仕掛けていくドキュメンタリーブランディング映像です。
⑤MOM’S 1ST BIRTHDAY ママも1歳、おめでとう。P&G(パンパース)
“赤ちゃんの1歳は、ママの1歳でもある”
をコンセプトに
「ママになって1歳」をサプライズで祝うドキュメンタリー動画です。
こちらも、オムツの性能、スペックには触れず、
子育てに励むママを応援しているという企業姿勢を伝えるための
共感型のブランディング映像として仕上がっています。
⑥パパ検定 ~世界一簡単な問題です~ 長崎県
こちらは長崎県が、男性が家事や育児等に参画していくことを推進していく啓発活動
の一環で制作したドキュメンタリー映像です。
行政から男性も家事育児に参加しましょう、と言われても
仕事が忙しいという理由で、難しい、と思ってしまうパパが多いのではないでしょうか。
しかし、このドキュメンタリー映像は行政側からではなくて、
子ども目線からのメッセージが発信されます。
押し付けではなく、多くのパパが”もっと家族の時間を”取ろうと
自然に受けとれるドキュメンタリー映像です。
⑦大切な人に贈る卒業制作 ビジョナリーアーツ
2年間の学生生活の集大成、卒業制作コンテンストのテーマは、
「 誰かのために最高の一品を 」
生徒一人一人、大切な”誰か”のために、渾身の一品作りに挑むドキュメンタリー動画です。
まとめ
企業の姿勢、あり方を象徴するような「シンボリックなV字ストーリー」で共感訴求しながら、同時に、企業のブランディングにつながるメッセージ、強み、USP、ポジション、特性が自然と伝わる。
これはドキュメンタリータイプの動画だからこそ、実現できる動画です。
こういうストーリー型の動画制作は、いま注目される動画の一つ。
行政も最大1000万までの補助金を出して、推進しています。
ぜひ、この機会に説明中心の堅苦しい動画ではなく、共感型のブランディング動画に取り組んでみてはいかがでしょうか?
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