2016年Webサイトで動画を活用するべき理由

アメリカでは既に動画マーケティングが主流となっています。

2015年にFacebookやInstagramで動画によるプロモーションが盛んになった事からも分かるように「動画広告はもはや一時的なトレンドなどではなく、無視できないプロモーション・ツールとなった」と言われています。

  

私たちは気が散りやすく、とても忘れっぽい

2015年のある調査で以下のような結果が出ています。

・人々の注意力が持続する時間は、2000年には12秒だったのに対し、2015年では8.25秒になっている

・平均的なオフィスワーカーは1時間毎に30回もメールをチェックする

・週に1500回も自分の携帯をチェックし、1日に携帯を見る時間はおよそ3時間16分

・25%のティーンエイジャーは仲のいい友達の基本的な情報を忘れている

・7%の人は自分の誕生日すら時々忘れてしまう

・Webサイトの訪問者はわずか28%の文字しか読まない

・Webページの滞在時間はおそよ1分だが10秒から20秒で去る人も多い

これらの結果からも分かる通り、私たちは朝起きてから眠りにつくまで常に何らかの情報に触れているため、とても忘れっぽく、また以前よりも気が散りやすくなっている傾向があります。

そんな中、注意力が持続する9秒以内に、ページ内の28%の文字しか読まない人達に、写真とテキストだけで自社の商品やサービスを伝える事は至難の技とも言えます。
一方、ニールセンの調査ではユーザーに「価値がある」と思われるWebページはより長くページに滞在する事も分かっています。

   

離脱率を下げるために「動画」を活用する

それではどうしたらWeb訪問者がページから離脱せずページに留まり、少しでも興味を持つよう導く事が出来るのでしょうか?
その答えは簡単です。

トップページまたは商品ページに動画を置く事です。

Airbnb

昨年から日本でも話題のAirbnb。
Airbnbを利用した事はないけれど、「Airbnbってどんな感じなんだろう?」「民泊?何それ?」という人に言葉だけは伝わらないAirbnbの良い部分を、より魅力的に見せています。

Design Hotels

世界中のデザイン・ホテルの予約サイトです。

ホテルの予約サイトにも関わらず、ファースト・ビューではホテルの紹介や部屋のイメージなどは一切ありません。
しかし、この美しい映像を見たユーザーは「私もこんな景色がみたい」「このサイトでホテルを予約すれば素敵な休暇を過ごせそうだ」と思い、次の行動「予約」を促すのです。

Peugeot

プジョーの新車のプロモーション・ページです。

ただ単に流れている動画を見るのではなく、ユーザー参加型のインタラクティブ動画です。
映像と音が止まり「キーボードを押してください」と促されると、先が見たいが故にキーボードを叩き見続けてしまうという仕組みです。
こちらは最後に商品が映り、新車関連情報を受け取るためのサインアップ画面が出る、という作りになっています。

上記3つのように全面に動画を入れるのが難しいという場合はAppleのようにしてみてはいかがでしょうか?

Apple

apple

Appleは商品画像がメインですが、必ず目立つところに「ビデオを見る」の表記があります。

この手法はWebサイトにアクセスしていきなり動画が流れる事を好まない層の離脱率を下げつつも、「動画で詳しい商品説明を見る」という選択肢をユーザーに与える事で、文字を読むよりも動画で見たい人に訴求する事が可能です。

その他にもバイラル的動画を作成しキャンペーン・ページなどに置く手法もあります。
世界にはバイラル動画を作成した一般の人が、その動画をきっかけに人生が変わったなんていう信じられない事まで起こっています。

バイラル動画に関してはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

   

最後に

どんなに素晴らしい動画広告を作成しても、Webサイトの作りが良くなければ効果は出ませんので、基本的なことではありますが重要なポイントを記しておきたいと思います。

UX(ユーザー・エクスピリエンス)を第一に考える

ユーザーが見つけたいものが見つからない、どこから見れば良いか分からないというWebサイトは必ずと言っていいほど数秒で離脱されます。
ユーザーは分りにくいWebサイト内で根気強く探す事よりも、ユーザーフレンドリーで見やすい他社のWebサイトを選びます。

メッセージはシンプルに、ストーリーはドラマティックに

自信のある商品やサービスだからこそ伝えたい事がたくさんある、という気持ちは分かります。
しかし長い説明を最後まで読むユーザーはどのくらいいるのでしょうか?

長いメッセージは伝わりません、シンプル且つユーザー視点のメッセージを考えましょう。
また消費者心理として、「商品名・商品説明・価格」だけのものよりも、その商品に関する印象的なストーリーがある方が購買意欲は上がります。

レスポンシブ・デザインは必須

サービスや商品の購買年齢層に関わらず、この先Webサイトへのアクセスは確実にPCからスマートフォンやタブレットに移行します。

Googleのランキングもスマホ対応されているか否かで変わりますし、サイトの運用や管理をする上でもレスポンシブ・デザインのメリットは大きいです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

三谷 めぐみ

世界を飛び回る好奇心旺盛なフリーライター。 音楽業界でWebマスターとしてデジタル・マーケティングを担当し、アプリマガジンを立ち上げ編集長を務める。その後IT企業でWebディレクターとして金融系サービスを担当。現在は東京とアメリカをベースに、世界を旅しながら執筆と写真をメインに活動中。