料理動画はどこがオススメ?1分で見られる動画が人気!

料理動画、たくさんありますが・・・

料理動画が最近人気です。
料理動画は、共働きの増加に従って、どんどん簡単なものが主流となりつつあります。
クックパッドの料理レシピもそうですが、簡単に作れて、スピーディで、自宅での料理の手間がかからないものが好まれる傾向にあるようです。

土井善晴氏が提唱しているように、「家庭料理は一汁一菜で良い」という考え方も最近は受け入れられつつあり、以前のように、ママが自宅で頑張って、手の込んだ料理を作る、というよりは、パパでも子供でもできて、簡単で、手間がかからないレシピが受け入れられています。
そのため、料理動画も同様に、簡便なものになりつつあります。

ですが、料理の行程を動画で見るのは、クリエイティブで楽しいものです。
見ているだけでも楽しい、料理動画はどこがおすすめか、見ていきましょう。

デリッシュキッチンは、ナレーションが入ってコミカル

デリッシュキッチンは、1分程度の料理動画をアップしています。
1分と言っても、料理が1分でできるわけではなく、行程をやや早送りで見せて、1分に行程を短縮して見せているのです。

ですが、だからといって、手抜きなわけではなく、行程はすべて見せてくれます。
1分間ちょっとぐらいの動画がほとんどです。
テンポよく、コミカルに動画が進んでいきます。
しかも、ナレーションがついているので、軽快なテンポとともに、料理動画を楽しむことができます。

デリッシュキッチンは、アプリでもダウンロードできるのですが、Youtubeでも視聴できます。
英語と日本語でキャプションがでるので、海外に日本料理の芸の細かさや本質を伝えるのにもぴったりです。
インバウンド対応ができているのが特徴です。

ですが、Youtubeについたデリッシュキッチンの動画コメントを見ていると、日本人の視聴者が圧倒的に多いようです。
しかし、海外で日本のお弁当などのニーズは非常に高いので、バズる料理動画が登場すれば、一気に海外で有名になる可能性があります。
やはり、英語のキャプションがついている動画のほうが、再生数は伸びている傾向があり、いいね!が押されている割合も高いのです。

国際化対応をすべて行うのは大変ですが、世界に勝負をかけるには、英語のキャプションや英語のナレーションは欠かせないのではないでしょうか。
コメントも活況であり、料理のリクエストなどが多く書き込まれています。
非常に今勢いのある料理動画です。

クラシルはナレーションなし!早送りで見てるのも楽しい

クラシルは、Youtubeチャンネルもあるのですが、自社の動画サイトも持っています。
40秒~1分半の動画が多く、動画もスピーディで早送りしているようです。
サイトをクリックすれば、すぐに動画がスタートし、再生ボタンを押す必要はありませんので、次々とみたいレシピ動画を見ることができます。

行程を早送りで見せることでテンポを良くしています。
ナレーションはありません。BGMがかかっていますが、デフォルトではオフになっています。

ですが、クラシルは日本語対応しかしておらず、外国人が見てもいまいち、意味がわからないのが難点です。
ですが、行程をスピーディにして、なるべく全行程見せていて動画も短いため、トータルの視聴回数と視聴者数は、クラシルのほうが多そうです。

クラシルも、最初は3分や5分の料理動画を作っていたのですが、1分の動画がもっともニーズが高いことがマーケティングの結果わかり、そのニーズにしたがって、1分動画を作るようになったようです。社内に専用のスタジオがあり、調理をする専門のスタッフも、何人も備えています。
クラシルも、国際化対応がなされれば、世界でウケる要素がふんだんに詰め込まれているため、バズる動画が出てくれば、世界進出も不可能ではありません。

 

世界に飛び出す!?料理動画

どちらもまだまだ国内でスタートしたばかりのサービスです。
ここからどうやってマネタイズしていくか、国際化対応していくかが問われています。

日本人が作る家庭料理は、芸が細かく、外国人から見たら、驚嘆すべきもののようです。
そのため、何かのきっかけがあって、世界に”発見”されれば、どちらも大きく羽ばたいていく可能性がある企業です。

また、日本の共働き家庭でも美味しい料理を日々作ることができるように、できるだけシンプルで見た目も良いレシピが望まれています。
共働き家庭の増加にともなって、1分料理動画のニーズは増えています。
ファミリーだけでなく、シングル家庭でも、子育てが終った家庭でも、楽しく料理を作れる1分料理動画は、今とても盛り上がっているジャンルです。

Twitterなどでもシェアされてきますので、拡散性が高く、良質なコメントも集めることができます。
視聴者と配信者の側で、Win-Winの関係を構築することができるのです。
1分料理動画は、これからもニーズが高く、数多く配信されていくことでしょう。

 

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