ドローンで撮影した動画を動画マーケティングに取り入れるには

ドローンで動画マーケティングできる!?

ドローンが普及できるレベルの価格になってきました。
2015年頃から販売し始めたドローンは、空撮ができます。
これまではあまりに高い機材を買わなくては、空撮ができなかったのですが、安価になってきたので、中小企業や個人でも手がとどく範囲の価格帯になってきたので、にわかに盛り上がっています。

ただし、法規制があり、夜間は飛ばせないなどのルールがあります。
現在では、改正航空法の縛りを受け、人口密集地では飛ばすことができません。
ですが、ルールさえ守れば、今もドローンは飛ばすことができます。
詳しくは、国土交通省のルールをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

では、そんなドローンで撮影した動画を、マーケティングに活かすことはできるのでしょうか。
どのようにすれば、ドローンで撮影した動画を動画マーケティングに取り入れることができるのでしょうか?

   

別荘地、海外の不動産のプロモーションなどに!

中小企業の中には、不動産を取り扱っている業者もあると思います。
そんなとき、別荘地や海外不動産の、非常にスケールの大きな建物を、ドローンで撮影することでプロモーションできるでしょう。
不動産の外観や、周辺をヴィジュアルで伝えることができます。
これを、間取りや内装写真と同時に掲載すれば、購入の後押しになります。

立地なども一目瞭然で、環境などがひとめでわかります。
非常にアプローチ効果が高く、通常の一戸建ての販売でも、プラスアルファの訴求効果がありそうです。
周囲の様子をドローンで撮影することに、通常通りの内覧写真と間取り図なども添付することで、より購買意欲をそそるものだと思われます。

最近の人は不動産の物件を探すときに、まずインターネットで検索しますので、ホームページに間取り、内覧写真、そしてドローンでの動画をつけておくと完璧でしょう。
購入希望者にとっても、いちいち物件を見て回る手間が省けますし、また、自分の目では見落としていたさまざまな周辺情報に気がつくことができるので、有益です。

   

結婚式の写真を空撮

動画マーケティングに近い動画ビジネスとしては、結婚式の空撮があります。
まだまだドローンを使ったビジネスをしている事業者が少ない昨今、結婚式場と組んで、オプションで空撮をさせてもらえば、ドローン代はすぐに回収できるほど、人気のオプションとなるでしょう。

そもそも、参観者が非常に多い結婚式では、全体像の写真を記念に残すことがむつかしいので、そこは空撮できるドローンの出番です。
また、同時に結婚式は財布の紐がゆるみやすいタイミングでもあります。

中にはこういったビジネスを個人で結婚式場と契約して行っている人もいるのですが、やはり信用を得るには中小企業などの法人がベストでしょう。
信頼性や個人に比べて資金力があることなどをアピールして、式場と契約をかわしてみるのも良いかもしれません。
相場は、1回の写真につき3万~5万円程度でしょうか。
全体写真が撮れるので、思い出にもつながりますし、喜ばれるサービスです。

   

観光地の活性化にドローン

たとえば中小企業で、地元の活性化をしたいと考えている会社は少なくないのではないでしょうか。
地元の観光名所などをドローンで撮影して、ホームページやインスタグラムでアピールしていくと良いでしょう。

ヘリなどの撮影ではとてもできないような、ダイナミックで臨場感あふれる動画が、ドローンなら撮影できます。
細かく動くことができますし、低空飛行もできますので、人の目線にたった動きや、“引き“の動画なども撮影でき、バラエティに富んだ動画を作ることができます。
映画のように美しく撮影すれば、日本の自然を大いにアプローチできることでしょう。

日本の、特に田舎の方は自然がかなり美しく、見どころが豊富にあります。
ですが、まだまだしっかりアピールできている地方は少ないのです。
これを、インスタグラムなどに投稿し、ハッシュタグをつけて世界にアピールすることで、観光客の関心を引くことができます。

いまでは、インスタグラムの美しい写真を見て、日本のこの場所を訪れた、という外国人観光客も少なくなく、大いにプロモーション効果があります。
朝の動画、昼の動画、夜の動画と、表現方法をさまざまに変えて、動画を撮影することもできますし、さまざまな利用用途が考えられます。

   

ドローンは中小企業の動画マーケティングに使える!

これまで見てきたように、ドローンは十分に中小企業の動画マーケティングに使えます。
普段のカメラ撮影とは違った、また新しい表現のスタイルとして、ドローンは非常に魅力的です。

ですが、迷惑行為などが相次いだため、さまざまな規制がかけられています。
ルールはしっかりと確認してから、ドローンを飛ばしましょう。
それさえできれば、大きな可能性を秘めた新しい表現方法です。
他社に差別化を行うことができます。

 

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