SNS・Youtubeにオススメ!縦型動画が注目されている理由とメリット・事例をご紹介!

動画を作る時、縦か横か、どちらで作っていますか。
ほとんどの場合、Youtubeが横型なので、横向きに作るのではないかと思います。
しかし、実は縦にすることでトラフィックが30%増加し、来訪者が30%増えたというデータがあるのです。BBCという国際ニュースサイトが行っているもので、「今日の動画」のコーナーにおける動画を縦型にしたことで、ひとりあたり視聴者数もアップ。ロイヤリティなども上がったことで、エンゲージメントの増加がみられたということです。

縦型動画とは

縦型動画とは、スマホの向きを変えることなくフルスクリーンで再生される動画です。一般的な横向きの動画のサイズ(アスペクト比)が16:9であるのに対し、縦型動画のサイズ(アスペクト比)は9:16になります。

Youtubeに代表される動画プラットフォームで配信されている動画の多くは、フルスクリーン表示するためにスマホを横向きにする必要があります。スマホを縦向きにしたままでは表示される動画のサイズが小さくなってしまうため、離脱されやすいという点がデメリットです。

一方、縦型動画ならスマホを縦向きにしたままでフルスクリーン表示されるため、スマホをわざわざ横向きにする必要はありません。

縦型動画が注目されている理由

スマホを縦向きで利用するユーザーが多い

モバーシャル株式会社の調査によると、スマホで動画を視聴する際に、縦向きのみ、あるいは縦向き・横向きの両方で視聴する人の割合は70.1%となっており、横向きのみで視聴する人の割合は29.9%です。

20代に限定すると、約4割が縦向きのみで動画を視聴しています。

参考資料:スマートフォンのタテ向き視聴者が大きく増加、横向き視聴者は大きく減少!SNSのタイムラインをきっかけに動画を視聴する人が3倍近く増加『モバーシャル調査』

多くの動画が横向きで制作されていることから考えると、縦向きで視聴している人が約4割というのは無視できない数字と言えるでしょう。

縦型動画に対応したアプリの増加

以下のような縦型動画に対応したアプリが増加したことも、縦型動画が注目されている理由です。

  • Tik Tok
  • Instagram Stories
  • Facebookストーリー
  • YouTubeショート
  • Snapchat

縦型動画のメリット

没入感が生まれる

なぜ動画をタテにする必要があるのでしょうか。数年前まで、動画は横が主流でした。それは、動画とは自宅でYoutubeやニコニコ動画をPCにて視聴するものであり、パソコンのディスプレイが横型になっているため、それらの動画プラットフォームも横型になっているというものです。

なぜコンピューターのディスプレイが横型なのかはわかりませんが、おそらく人間にとってそれが心地よいサイズであるということではないでしょうか。16:9の割合で横型になっており、ディスプレイはそれが標準です。

それにあわせて、動画プラットフォームも横で展開されてきました。よって、これまでは動画といえば横が主流だったのです。

しかし時代は変わっていまやスマートフォンを9割の人が持っています。2年ほど前までスマホの普及率は5割でした。一方、携帯の普及率はほぼ100%で、スマホはあとラストワンマイル、といったところでしょうか。

これだけ普及しているスマホ。そしてスマホは、手のひらサイズにあわせてディスプレイが縦型です。もちろん、横にすることで自動的に内部の画面が横になり、スマホを持っている自分のモーションにあわせて横動画にすることができます。

しかし、通勤中に見たい、トイレで見たい、防水のiPhoneなのでお風呂で見たい、という動画ニーズはたしかにあります。そんなとき、横にするよりはタテのままであわせたほうが、エンゲージメントが伸びるという仮説を立証したものです。

これはあきらかにスマホシフトがすすんでいるということで、スマホの縦動画と横動画を同時に作らなければならないので、PC用とスマホ用で手間はかかります。しかしスマホからのインプレッションを伸ばそうと思ったら、スマホ専用の動画を作ることが最適解です。

そして別に長編の動画を作る必要はありません。スマホの場合は15秒から30秒程度でよく、さらには音声が無くとも再生されることがデータからわかっています。その代わり必要なのが字幕で、電車やよる寝る前などにベッドサイドで、といった再生のされ方をするため、縦型で短く、そして字幕をつけて最初は消音で再生される、といった動画がもっとも見られる、とうことがわかりました。

若者にアピールできる

これらの動画は、若者にアピールした場合、より多くの視聴者を集めるとのデータがあります。なぜなら、今の若者はスマホもインターネットも当たり前の時代に生まれているデジタル・ネイティブだからです。彼らは動画になれきっており、不要な動画であれば最初の数秒で離脱してしまいます。

スマホの通信制限も常に気にしており、「ギガが減る」という言葉を使っています。見たいと思わない動画は閉じられてしまうので、その前に再生が終わるような短い動画、そして何より、冒頭でひきこむような動画のプロットと演出が必要です。

今回のデータはBBCの場合なのですが、これらは通常の動画マーケティングでも同様の設計思想であり、たとえばコンテンツ・マーケティングなどにも応用できます。たとえばテキスト配信と動画配信を組み合わせて、よりオリジナリティの高い動画を作成することができるのです。

仮にコンテンツ・マーケティングだけだと、簡単にコピーされてしまいます。コピーされるだけでなく、リライトであればGoogleもそれを見抜くことができず、リライトを重ねて自分のオリジナルコンテンツより上位に表示されることもあるのです。そうした盗用を防ぐためにも、動画を作成し、コンテンツ・マーケティングのブログ記事に埋め込むとよりオリジナリティのあるコンテンツを配信できますし盗用防止になります。

ブランディングとの相性の良さ

なにより、縦動画はブランディングとの相性が抜群です。非常に没入感があり、自分だけに語りかけてきてくれるような感覚が生まれます。よって、視聴者はその動画に夢中になってしまうのです。この没入感こそが立て動画の特徴で、それによってトラフィックが増えたものと考えられるでしょう。

YouTubeの縦型動画事例

YouTubeで配信されている縦型動画をご紹介します。

H&M HOUSE Forest

Billie Eilish

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

縦型動画を制作するなら「ショートムービーブランディング」がおすすめ

「ショートムービーブランディング」は月5万円からはじめられるショート動画マーケティング。

2022年現在、Instagram、TikTok、YouTubeが最も注力しているのが縦型のショートムービーです。ショート動画に注力することで、短期間でのフォロワー増加、インプレッション増加、エンゲージメント拡大を図ることができます。

企業が発信する『メルマガ』、『オウンドメディアのコラム』のような位置付けとして、各種コンテンツ、イベント情報、新商品、お役立ち情報、ハウツーを発信することができます。

手軽に見れ、視聴維持率が高いこともあり、大手企業も次々に参入。今後、ビジネスの動画マーケティングにおいても重要な役割を占め、ビジネス活用の可能性が期待されています。

縦型ムービー

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします