動画広告の仕組み

 
動画広告は、YouTubeなどの動画サイトやFacebookなどのSNS、また一般のWebサイトなどさまざまな場所で活用されるようになってきました。
動画広告の仕組みはどのようになっているのか、YouTubeと一般的なWebサイトを例にとってご説明します。

 

YouTubeサイトでの動画広告の仕組み

動画広告はもともとYouTubeでの活用から始まりました。
「動画コンテンツ」を提供するサイトであるため、動画広告との親和性が高く視聴者に違和感を抱かせにくいという特長があります。

YouTubeの動画広告の仕組みはどのようなものか見てみましょう。

どのような場所やタイミングで配信される?

大きく分けて次の2つのタイプがあります。

インストリーム広告

動画コンテンツが再生される前に配信されるタイプ。
その中でも視聴者が途中でスキップできるものと、スキップできず最後まで強制的に配信されるものがあります。

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スキップできるものでも最初の5秒間は必ず見る必要があります。
広告の長さはスキップ可のタイプが最長60秒、スキップ不可のタイプが最長15秒です。(一部それ以外の長さの広告枠もあります)

インディスプレイ広告

YouTube内での動画検索結果や再生中の関連動画リストと共にサムネイル表示されるタイプの広告です。

○検索結果に表示

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○関連動画に表示

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視聴者がサムネイルをクリックすることで再生が始まります。
インディスプレイ広告は上記の場所の他にも、動画コンテンツの下部にオーバレイされて表示されるものやYouTubeトップページに表示されるものなどさまざまなタイプがあります。

テレビCMも動画による広告ですが、テレビCMとは違って広告をクリックすることで消費者を自社サイトなどに直接誘導することができます。

配信する相手はどのように決める?

YouTubeの動画広告は、誰に対しても同じように配信されるものではなく、自社の商材や目的によって配信する相手を選ぶことができます。この点もテレビCMと大きく異なる点です。配信相手を選ぶ基準は主に次の3つです。

視聴者の属性

視聴者の年齢や性別、地域、また視聴者の興味対象や関心対象などの条件でセグメントすることができます。

視聴者の行動

過去に自社サイトを閲覧した消費者に絞り込んで配信することができます。過去に自社サイトを閲覧したということは、自社の商品や関連する商品に興味や関心がある確率が高いので、効果的なセグメント方法である考えられています。
(この方法は「リマーケティング」や「リターゲティング」などと呼ばれています)

配信するタイミング

配信する曜日や時間帯を指定することができます。
見て欲しい相手の年齢層や想定する職業などの行動パターンに合わせたり、実際に行われるイベントなどと組み合わせてタイミングを調整すると効果的です。

料金システムはどうなっている?

YouTubeの動画広告は、最初に広告掲載料を支払うのではなく、広告が一定以上再生された時点で初めて料金が課金される仕組みですので、無駄なコストがかかりません。
また広告料金はオークション方式で決まるため、事前には分かりません。
実際の取引では1回の再生で数円から20~30円程度で取引される場合が多いようです。
広告料金が事前に決まらないため、1日単位などで上限予算を設定しておき、その予算がいっぱいになるまで配信する、という管理方法が多く用いられます。

   

一般のWebサイトでの動画広告の仕組み

YouTube以外のWebサイトでも動画広告を配信されるケースが多くなってきました。
一般のWebサイトではどのような仕組みになっているのかを見てみましょう。

どのような場所やタイミングで配信される?

一般のWebサイトではYouTubeのように動画コンテンツの再生が始まる前に配信されるという方法を取ることができません。
通常のバナー広告と同じ枠に動画広告が配信されます。表示される位置・場所は、ページトップやサイド、コンテンツの間などさまざまです。

再生の方法も何種類かのタイプがあります。
そのサイトが表示されると同時に再生が始まるものや、最初は静止画のサムネイル画像が表示されているだけで、クリックしたりカーソルを合わせたりすることで再生が始まるもの、また、その広告が画面上に表示されている間だけ再生されるものなどがあります。

配信する相手はどのように決める?

YouTubeと同様に消費者の属性に合わせたり、自社サイトの閲覧者のみに配信することが可能です。
また、曜日や時間帯による配信タイミングのコントロールも可能です。
Webサイトの動画広告で特徴的なのは、そのサイトとマッチした内容の広告を自動的に選んで配信することができるところです。

上に挙げたさまざまなターゲティング方法は、どのようなWebサイトでも可能であるとは限りません。掲載するサイトや広告枠によって可能なセグメント方法が異なります。

料金システムはどうなっている?

一般サイトでも、動画の再生回数や広告のクリック回数単位で料金が発生するものが主流です。広告料金もYouTubeの場合と同様に通常はオークション方式です。
しかし、サイトによっては特定の広告枠を固定料金で販売するケースもあります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

動画マーケティングの教科書 編集部

スマホひとつ、無料ではじめられる動画マーケティングは、これからのビジネスに欠かせないものになります。 前職も、年齢も、趣味も、性別もバラバラな編集部ですが、それぞれの強みを活かしながら、皆様にとって価値ある情報を発信していきます。記事のシェア、感想も大歓迎です。